日々考えよう


by kunihisaph
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2月も終わり

2010年も6分の1が終わった.

昨年末までに書く予定だった論文をやっと書き終えて投稿した.
だらだらしていたのも原因のひとつだが,じつは,はじめに考えていたこと(とくに先行研究にたいする理解)がまちがっていることに気づいて先行研究をあらためて調べなおしていたりして時間がかかった.

単著は,まだゲラ刷りが来ない.四月中に出版はほぼ確実に無理そうだ.

共著にもそろそろ取り掛からなければいけない.共著者たちに今後のスケジュールを送る.

来月の14日にあるシンポの準備が全然できてない.概要を送れというから送ったが,われながら「とりあえず思いつきで書きました」感が満載だ・・・.

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16世紀,コペルニクスが天動説から地動説への転換を唱えたのを契機に,ガリレオ,ケプラーらを経てニュートンが1687年『自然哲学の数学的諸原理』(通称,プリンキピア)を出版するに至って近代科学は成立したと言われる.ガリレオの論敵がアリストテレス主義者たちであったことからもわかるように,近代科学は,二千年ものあいだ西洋社会を支配してきたアリストテレス哲学を覆すものであった.そして,この後,哲学と科学は袂をわかっていくこととなる.しかし,「対立」とはたがいに共通の基盤がなければ生まれないものであり,それゆえ,アリストテレス哲学(そしてそれに先んじる古代ギリシア哲学)と近代科学には(東洋思想にはない)共通する思想があるのも確かである.本講演では,近代科学の根本には西洋哲学に脈々と受け継がれてきた思想が残されていることを見る.とくに(1)質の違いを量の違いで説明する思想,(2)あるものはあり,あらぬものはあらぬという思想の2点に注目する.また,科学と哲学の違いにも言及する.
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by kunihisaph | 2010-02-28 13:21 | 研究生活