日々考えよう


by kunihisaph
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研究院フォーラム

昨日は,高等研究所が主催する若手研究者養成についてのフォーラムがあるとかなんとかで,はじめは出ない気満々だったのだけど,「高等研究所の主催のフォーラムなので所員は必ず出席するように」との通達があったのでしぶしぶ出席.

でも,意外とおもろかった(なんかそういうの多いな).

はじめに文科省副大臣の講演があったのだけど,なかなかおもしろそうな改革案をいくつか示していた.

で,あとで会場から「副大臣が立派な案を出しても官僚たちに妨害されるんじゃないですか?」という質問が出たが,「官僚で妨害する人はいません.どちらかというと財務省が…」という話.

改革案のひとつに科研費を単年度ごとに使い切る方式ではなくて,三年なら三年で使い切ればいいようにするというのがあったけど(これは昔からいわれてますよね),これも財務省が首を縦に振ってくれないとか.

でも,この科研費の改革案はほんとに実現してほしいよな.年度末にクリップとか消しゴムとか別に欲しくもないものを買って消費するのって,納税者に対しても失礼じゃないんか.ちなみにこの案と交換条件?として2%くらい科研費の予算が減るかも的な話もあった.

あとは,特別奨励研究員とかいうのかな.テーマも研究場所も自由で,中間報告の義務もなく,5年間,毎年1千万プラスαのお金がもらえるという.博士号取得後10年以内の若手が対象とか.自分の場合,2003年と2007年に博士号をとっているのだが,2017年までOKという計算でいいのだろうか.

その後,高等研究所の所員3人が研究成果発表.

社会心理学の話が面白かった.日本人は相手が「いい人」だとわかるとその相手に対して公平になるが,アメリカ人は相手が「いい人」だとわかるとその相手に対して不公平になるとか.逆に,相手がなにものかわからないときは,日本人は相手に対して不公平になるが,アメリカ人は公平になるらしい.

まあある意味,アメリカ人は合理的というか.ヨーロッパや中国なんかもどうやらこういう傾向があるらしく,日本人の傾向はやはり島国的というか村社会的な傾向だそうな.

ちなみに彼は講談社現代新書ですでに2冊本をだしているらしく,一方は何十万部とか売れたそうな.
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by kunihisaph | 2010-10-12 12:25 | 研究生活