日々考えよう


by kunihisaph
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4月も終わり

4月も終わり.いよいよ2011年も3分の1が終わってしまう.

・震災以降,高田馬場と国分寺のビッグイシュー販売員さんの姿を見ないのだが,大丈夫だろうか?他のところは見ていないので知らない.

・先日届いたユニセフ・ニュースによると,50年ぶりにユニセフが日本を支援するらしい.それくらいでかい災害だったということだ.

・太陽光発電と言えば,「装置をつくるのに費やした電力や資源を取り戻すのに耐久年数以上の年月がかかる」みたいなことを昔はよく言われていたのだけど,ちょうど震災の数日前にあった高等研の研究発表で太陽電池の専門家が「最近は十年ほどで回収できる」という話をしていた.ただし,節約できた電気代が購入費を上回るには二十年ほどかかるらしい.これは日本の電気代が安いから(アメリカはもっと安いが,ヨーロッパはもっと高い―これは電気使用量を抑えるためにわざと高く設定しているそうだ).ちなみに最近の太陽電池の耐久年数は二十数年.

年間を通してもっとも電力消費が多いのが夏の昼間ということと,太平洋側では夏は晴天が多いことを考えると,太陽電池を普及させることはいいことではないだろうか?

・日経ビジネスアソシエ5月3日/5月17日合併号に私の書評がのってます.前に9日ごろ発売と書きましたが,19日の間違いでした.


・化学同人に出していた『量子力学vs. アインシュタイン』の企画が通った.でも,ちくま新書の執筆をまだはじめてないんだけどね・・・.

アインシュタインは初期は量子力学に貢献する仕事をたくさんしているのだが(光電効果の説明,固体比熱のアインシュタインもデル,量子放射・・・),のちに量子力学に鋭い批判を浴びせることになる.とくにかれの用いた思考実験の検討を通して,量子力学の概念的問題を考えていく.

講談社から近刊(と言ってもたぶん8月ごろ?)予定の本は,量子力学の解釈問題に焦点を当てていたけれど,こちらでは不確定性関係の話題を主に取り扱う.もちろん解釈問題にも言及する.

・化学同人から拙著が和歌山大学の小論文に使われていたということで,問題冊子を送ってくれた.

・そのとき一緒に,拙著のまとまった注文があったことから某大学の講義で教科書に使われていることが分かったと言って,その講義のシラバスも送ってきてくれた.科学哲学の入門書はすでに伊勢田さんや戸田山さん,内井先生のいい本があるので,そちらが教科書で使われることが多いのだが,ありがたいことだ.

・たのまれていた思想辞典の翻訳が済んだ.見開き二頁だけというのと,辞典という性質上(論文等と違い)こちらが予測しないような内容が書かれていないので訳しやすかった.論文の場合は,著者が予想外のことを言っているのか,単にこちらが誤読しているのかが分かりにくいことがあるからなあ.

・来週からいよいよ授業が始まってしまう.「しまう」という言い方もあれだが
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by kunihisaph | 2011-04-29 10:55 | 研究生活