日々考えよう


by kunihisaph
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10月も終わり/ニュートリノ実験について

・東京新聞と中日新聞に『量子力学の哲学』の書評とインタビュー

・『量子力学の哲学』三刷り.

・つくば高エネルギー加速器研究機構のセミナーでしゃべってくる.つくばへは,東京→埼玉→千葉→茨城と四都県をまたいで行った.

・OPERA実験にかかわった日本人研究者の話を聞きに名古屋へ.

当たり前だが,かなりきちんとやった結果なんだよなあ.

ただ,その前に超新星爆発で光とニュートリノがほぼ同時に地球に到着したという結果があるのでどう考えたらいいのか.

今回の実験のニュートリノと超新星でのニュートリノとは種類が違うのでそれで速度が変わってくるのかもしれない,ということと,もうひとつは,じつは光速度の測定が間違っているのではないかという話も.

そして,そうすると,現在の光速度はいわば定数になってしまっていて,そこから度量衡が決まっているので,もし光速度の測定が間違っていたら大変だねえ,みたいな.

まあ,それでも光よりニュートリノのほうが速いという結果よりましな気がするが.

科学革命前夜に立ち会っているのなら面白いけど,個人的にはありえん結果だなあと思う.

そういえば,いままで新しいパラダイム誕生の前に「ありえん結果」が生まれたことってあったのだろうか?

これまでは「説明できない観察結果」はあったけど,「でもいずれ今のパラダイムで説明できるよね」という雰囲気だったんじゃないかな?それが「あれ?どうも無理じゃね?」となって,新しいパラダイムでそれが説明できて受け入れられていく…みたいな.まあ,当時生きていたわけでないから知らんけど.

[補足]

結局,実験に不備があったということで落ち着いたみたいですねえ・・・.
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by kunihisaph | 2011-10-31 17:04 | 研究生活