日々考えよう


by kunihisaph
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カルチャーショック

昨日,「助手の先生」と書いたけど,理系(医学は知らんけど)の場合,「助手」って学生からすると「先生」なんですよね.ところが,哲学の方に移ったらみんな助手を「さん」付けで呼んでいてびっくりしました.どちらかっていうと「兄貴分」「姉貴分」みたいな感じ?

まあ,自然科学系だと(たぶんどこの学部・大学でもそうだと思うのですが)助手って演習の授業をもつんですね.そういうのがまた「先生」という感じなのかもしれない.形式的にはその演習と関連のある講義を担当している助教授か教授が担当者になっているんですけど.

ところで,大学院生の経済援助と教育をかねたティーチング・アシスタント(TA)という制度があるんですけど,これも理系と文系(といってもサンプルがそれぞれひとつずつしかないので一般化していいのかわからないですけど)でだいぶ違うみたいです.

哲学はほんとうに「おてつだい」って感じなんですけど,理系の場合はもっと仕事の割合が大きい.

理系の場合,TAって実験と演習なんですけど,演習の場合,演習は必修になっていることが多いので,50人くらいの学生がとっています.でも,演習なんてのは少人数でやらないと意味がないので,それを3クラスにわけて,助手とTAふたりがそれぞれひとクラスずつもちます.

演習問題としてどのようなものを使うかは助手が決めるんですけど,それ以外のことはそれぞれのTAにまかされます(進度は互いになるべく合わせるようにはしますが).だから結構予習とかが大変だったんですよね(それでやはりTAを「先生」と思っている学生がいて,私もときどき「先生」と呼ばれてました.訂正するのが面倒だったのでほっときましたけど・・・ていうか,「先生」の定義ってなんなんでしょうね).

実験の場合は,普通の実験はあらかじめやることが決まっているのですけど,計算機実験になると,担当のTAがテーマを決めなくちゃいけなかったりします.これが結構困るんですよね.あまり難しいのをやってもできないし,簡単すぎても意味ないし.

まあそのかわり,給与は文系のTAと比べてだいぶよかったんですけどね.

ちなみに,アメリカの場合は文系でもTAの仕事はだいぶきついみたいです.
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by kunihisaph | 2007-03-11 15:58 | 研究生活