日々考えよう


by kunihisaph
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カテゴリ:ヘリクツ/疑問/雑学/読書( 151 )

雑記

・福岡は遺跡がいっぱい。家から歩いてすぐのところにある大塚古墳。写真上は自分で撮ったもの。下はグーグルの衛星写真。

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10数分くらい歩くと丸隈古墳というのもあって、これは石室まで見学できる。

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・海岸も近い。

・印税って、なんで印"税"というのかと思ったら、印税の支払い方法が、印紙税納付方法と似ているからとか。

http://ja.wikipedia.org/wiki/印税

・現行犯で、常人逮捕をした際(ここまではOK)、警察を呼ばずに逮捕した犯人を(犯人の意志にかかわりなく)そのまま拘留するのは、逮捕・監禁罪に当たるので、 よくテレビでやっている万引きGメンみたいなのはまずいとかなんとか(犯人が抵抗しても、店の奥に連れて行き、警察を呼ばずにお説教とか)。

・関裕二『古代史—封印された謎』。コンビニで500円で売っているやつ。わりとおもしろかった。どこまで信用していいのかはわからんが。ただ、梅原猛の『法隆寺の謎』について、山背大兄王を暗殺したのに、山背大兄王を祀らずに、聖徳太子を祀っているのっておかしくね?というのはなるほどと思った。

・大川玲子『イスラーム化する社会』。タイトルから想像されるのとは違って、コーラン解釈入門みたいな感じだった。フェミニズム解釈というのがあって、じつはコーランでは女性蔑視はしていない、というのが面白かった。

・中島義道『非社交的社交性』。意外と真っ当なことを言っていておかしかった。ていうか、意外と礼儀とかに厳しいのね。これを読むかぎり、それほど変人でもないような。

・諏訪哲二『いじめ論の大罪 』。まあ、言いにくいことを書いているところは評価できる。

・ダン・アリエリー『予想どおりに不合理』。おもしろい。経済学というのは通常、人間が合理的に行動するという予測のもとに理論を立てるが、じつは人間というのは不合理な行動をする。ただ、その不合理な行動はランダムではなく、予想できるものだということを、巧妙な実験で示す。まあ、実験でちゃんと示した、というのが価値があって、人間がこういう行動をするということに関しては、わりと多くの人が経験的に知っていることばかりだと思う。

・青木薫『宇宙はなぜこのような宇宙なのか』。青木薫さんって女性だったんだ。人間原理をテーマにした宇宙論の解説書。アインシュタインの宇宙項に関する逸話について、宇宙項はもとのアインシュタイン方程式からあったとか。

・高野史緒『カラマーゾフの妹』。う〜ん、これは・・・。『カラマーゾフの兄弟』の続編という体の推理小説。よくしられているように、ドストエフスキーはカラマーゾフの続編を、本編の13年後という設定で書こうとしていて、そのときに、アリョーシャが皇帝暗殺を企む、というプロットだった。で、本作でもそれを生かしてはいるのだけど、結局アリョーシャにほとんど焦点が当たっていないうえに、なんかキャラも変わっちゃっているし、イワンも、原作のような魅力的がなくなっている。まあ、原作をよく読み込んで、原作の「隙」を突いて、あらたな真犯人をつくりあげた手腕はみごと。あと「妹」あんまり関係ないし。
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by kunihisaph | 2013-09-24 11:11 | ヘリクツ/疑問/雑学/読書

4月も終わった

4月も終わった

・パルメニデスの断片を読んでいたら,エレアのゼノンはパルメニデスの愛人だったという話が出てきた(プラトン『パルメニデス』,127A-C).そうなんだ?まあ,このころは弟子が師匠の愛人という話がよくあるしなあ.プラトンもソクラテスの愛人だったとか聞いたことがあるような.

ところで,パルメニデスの解釈もいろいろあるらしいが,やはりラディカルな一元論者だったというほうが魅力があるなあ.

・某大学から、国語の入試問題に私の『科学哲学講義』からの一節を使ったという報告がきた.入試に私の文章が使われるのは二度目だが,入試には適度な悪文が使われる,と言われるので,ちょっと複雑.


・阪大時代の友人,酒井一臣さんの新著『はじめて学ぶ日本外交史』 (昭和堂)
高校生でも読めるレベルで幕末以降の日本外交史について概説.
かなりおもしろい.

http://www.amazon.co.jp/dp/4812213185/

・伊勢田哲治, 戸田山和久, 調麻佐志, 村上祐子(編)『科学技術をよく考える -クリティカルシンキング練習帳』 (名古屋大学出版会)

こんな教科書が欲しかった的な本.大学生はもちろん,高校生にも読んで欲しい本.

http://www.amazon.co.jp/dp/4815807280/

・福井県立図書館の「覚え違いタイトル集」が面白い.

http://www.library.pref.fukui.jp/reference/mosikasite.html

カンサンジというテレビに出てる評論家 生姜(しょうが)みたいな名前の人
⇒姜尚中(かん さんじゅん)

ウサギのできそこないが2匹でてくる絵本
⇒『ぐりとぐら』なかがわりえこ/著 おおむらゆりこ/著 福音館書店
ぐりとぐらは、おりょうりすることたべることが好きな「のねずみ」です。

山本幸久さんの『渋谷に朝帰り』
⇒『渋谷に里帰り』山本幸久/著

山本幸久さんの『あひるさんランナウェイ』
⇒『美晴さんランナウェイ』山本幸久/著
『ある日、アヒルバス』山本幸久/著
いろいろと混じっている.

年だから解雇よ
⇒『トシ、1週間であなたの医療英単語を100倍にしなさい。できなければ解雇よ。』 田淵アントニオ/著 

トコトコ公太郎
⇒『とっとこハム太郎』

村上春樹の『そば屋再襲撃』
⇒『パン屋再襲撃』村上春樹/著 

「主婦の友」とかでよく見るんだけど、名前が読めない人の本。
⇒奥薗壽子(おくぞの としこ)

・それで,ネットで読んだ以下のエピソードを思い出した.

---
本屋でバイト中に「お釜にポンみたいなのが、かなり笑っている話」と言われて悩んだのを思い出した。

笑ってるんですか?と聞いたら、「はい、爆笑って感じで」と。
作者は、確か寒い国の人で、教科書にも載っている話だとさ。
「わかりませんか?かなり根性のある作者です」って、何よそれ。

散々悩んで、「フガフガ笑ってた」をキーワードに
宮沢賢治の「やまなし」にたどり着いた店長、偉い。
お釜にポンじゃなくてクラムボンだ。
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by kunihisaph | 2013-05-01 10:51 | ヘリクツ/疑問/雑学/読書

雑記

・ボルツマン分布を反転させて「負の温度」って,とっくの昔になかったっけ?それとも当時は理論だけだったのかな?学部生の頃(20年くらい前?),講義で聞いた記憶がかすかにあるのだけど….半導体レーザーか何かの講義だったっけ….

「負の温度」というのが印象的で,「え?なんでそんなことありえんの?」と思って聴いていたら「ボルツマン分布を反転すると形式上負の温度になるでしょ?」となって「おお(なんかインチキっぽい~!)」と思ったのだけ覚えている.

「マックス・プランク研究所ら、絶対零度より低温の気体を実証。熱効率100%超の内燃機関が実現可能に?」

http://sustainablejapan.net/?p=3407


・昨年末は実に四半世紀ぶりくらいに紅白歌合戦を見た.美輪明宏が出るというので.美輪明宏は良かったが,浜崎あゆみが歌ヘタすぎてびびった.あれで歌手を名乗っていいのか.

・あと,今年の大河ドラマも一回目を見た.大河を見るのって初めてかも.親は見ていたけど,私は見ていなかった.とりあえず次回も観る予定.

そういえば,韓国ドラマの「テジャングム」を見ていた時も一回目は子供時代でイ・ヨンエさんが出てなかった上に子役がブサイクだったので,「さっさとイ・ヨンエさんを出せ!」とおもったが,大河も今回は子供時代のみで「さっさと綾瀬はるかを出せ!」と思った.しかもどっちもイラっとする子供なんだよねえ(役柄がね).

・ビッグイシューの最新号に名言のいろはカルタみたいなのがあって,なんとなく見ていると「人間を構成している成分は約1年で90%入れ替わる.人間は川のように流れ移り変わる.本当の自分など存在しない」というのがあって,えらい陳腐やなあ,と思って,誰の言葉かを見ると,養老孟司だった.なるほど.

で,今度は「地球上で最も多い生物はトウモロコシである.もし宇宙人が地球を観察していたら,この星を支配しているの黄色い実のなる植物で,彼らはヒトに世話をさせて隆盛を極めていると思うだろう」.は?なに?宇宙人っていうのは,その星で最も多くて,かつ他者から世話されている生物を見たら,それがその星の支配者だと思うの?なに言ってんのこの人,と思って名前を見たら福岡伸一だった.なるほど.

ちなみに,星新一のショートショートに,宇宙人が地球にやってきて,猫を地球の支配者だと勘違いするという話があるのだが,それが元ネタなんかね?でも,猫の場合は,「猫が支配者だと勘違いした」ということに対する説得性があるけど,トウモロコシは「最も多い」以外に勘違いする根拠がない.

・ところで,まあビックイシューなんてもろ左の雑誌なわけだけど,やはり基本反原発なわけなんだよね.それはいいのだけど,おもしろいのは,大メディアはテレビなどで,脱原発の特集も組まず云々ということをいう.しかし一方で,ネットなどで,右な人たちの意見を見ると,メディアは脱原発,脱原発と騒いでいるけど云々となる.どっちやねんっていう.同様に,左は,メディアは安倍を持ち上げているといい,右はメディアの安倍叩きがひどいという.

こういうことってよく起きることで,たとえば,内田樹は「村上春樹は文壇で嫌われていて,彼を評価しているのは,私と加藤典洋くらいだ」といい,小谷野敦は,「文壇はみんな村上春樹を持ち上げて気持ち悪い,彼を批判しているのは,私とだれそれ(名前忘れた)だけだ」という.

なんていうか,人(特に自分が正しいと思っている人)って自分の主張はマイノリティだと主張したがる傾向があるよね.あれは,「真実を知る者はすくない」とか「真実はつねに隠蔽される」「真実を語ると迫害される」というなんかそんなイメージを持っているからかね?で,それが逆転して(逆も真とは限んないのだけどね),「私と同じ主張をする人は少ない→私の主張は正しい」「私の主張は批判される→私の主張は正しい」みたいな思考回路になるのか.それで,自分の主張が正しい根拠づけとして,自分が少数派であることをアピったり,自分がいかに迫害されているかということをアピったりすんのかね.
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by kunihisaph | 2013-01-07 16:32 | ヘリクツ/疑問/雑学/読書
・東京が日本の首都だとする法律はないのだとか.

要するに,平安遷都の詔以降,遷都令は出ていないので,今でも京都が首都という説があるとか.

敢えて言うと,首都圏整備法で定められた首都圏の中に東京が入っていることくらいだとか.

日本の首都

・切り捨て御免が,時代劇や漫画と違ってじつは簡単にできないというのは,京極夏彦の小説で読んだことがあるが,ここまで大変だとは.

度胸試しみたいなので,町人が大名行列を横切るなんてのもあったらしい.でも,大名側もそう簡単に町人を切れないし,かと言ってそのような無礼を許すのも面目が立たず,困ったとか.

切捨御免

・ここに出ている確率の話が面白い.一番目の問題は,確率をどう解釈するかだね.「あとで三枚抜いたトランプが全てダイヤだという情報から,箱の中のトランプがダイヤである信念の度合いはいくらか」なら,10/49.

確率の話

・あるある(笑

猫あるある
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by kunihisaph | 2012-11-21 12:55 | ヘリクツ/疑問/雑学/読書

雑記

・この連休は泊りがけで東北の温泉にでも行こうかと思って,少し前にネットで調べていると,連休直前にもかかわらずやはりまだまだ空きがあった.で,かなり行く気になっていたのだが,結局なんだかんだで驚異の出不精パワーを発揮していかなかった.ごめんなさい.

・浜岡原発停止要請は1つの英断だとは思うが,電力確保やほかの原発をどうするかなど長期的なビジョンをしっかり考えていかないとね.たんに「世論に流されただけ」と思われても仕方がない.あと,原発関連で生計を立てている人たちの保障も考えていかないと.

・昨日「サイエンスゼロ」でサハラ砂漠に太陽電池の基地をつくる計画があるという話をしていた.砂漠の砂からケイ素を取り出して太陽電池をつくるんだとか(ただし砂からケイ素を取り出す技術はまだ確立されていない).また1つめの太陽電池をつくれば,以降の太陽電池をつくる電力は既存の太陽電池から取り出すとか.で,30年で世界の電力需要の10%に当たる100ギガワットの発電を目指すとか何とか.

発電された電気は超伝導体でつくった送電線で世界各地に送るんだって.送電線は内管と外管からなっていて,内管に超伝導体と液体窒素を入れて,外管を真空にするとか.でも,それでどれだけの期間,内管を臨界温度以下に保てるのが問題なんじゃないかなあ.少なくとも年単位で保てないとコストが大変な気が.

また,サハラ砂漠でだけでなく世界各地にそういう基地をつくって昼の地域から夜の地域へと送電するようにするとか.

・昨日から非常勤先の授業が始まった.その大学にはこれまで研究会などで何回か訪れたことがあるので迷うことはないだろうと思っていたのに,見事に迷った.どうやら北改札口と南改札口を間違ったらしい.

・文学部2年生の授業というので,せいぜい2-30人くらいしか出てこないんじゃないかと思ったら,50人もいて,レジュメが足りなかった.講義中,外で工事をしていて大声を張り上げなければならなかったので大変だった.
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by kunihisaph | 2011-05-07 11:02 | ヘリクツ/疑問/雑学/読書

前日の記事の補足

財団法人日本エネルギー経済研究所の概算↓

http://eneken.ieej.or.jp/data/3739.pdf

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一般家庭において,家電機器のこまめな節電やピーク時間帯の使用を避けることで,東京電力管内で震災前に比べて朝方のピーク時には380万kW,夕方のピーク時には430万kWの電力を抑制する余地があると試算される(ただし,すでに計画停電や節電努力が行われているため,現状から節電される効果ではないことに留意が必要である)
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7~9月には電力消費がピークを迎えて,東電の供給能力を消費が1000万kWほど上回るそうだ.しかし,一般家庭が節電して,企業も節電努力すれば,何とかなるかもね.

もともと店や電車の冷房ってきつすぎるなあと思ってたし.

[補足の補足]

太陽光発電と言えば,「装置をつくるのに費やした電力や資源を取り戻すのに耐久年数以上の年月がかかる」みたいなことを昔はよく言われていたのだけど,ちょうど震災の数日前にあった高等研の研究発表で太陽電池の専門家が「最近は十年ほどで回収できる」という話をしていた.ただし,節約できた電気代が購入費を上回るには二十年ほどかかるらしい.これは日本の電気代が安いから(アメリカはもっと安いが,ヨーロッパはもっと高い―これは電気使用量を抑えるためにわざと高く設定しているそうだ).ちなみに最近の太陽電池の耐久年数は二十数年.

年間を通してもっとも電力消費が多いのが夏の昼間ということと,太平洋側では夏は晴天が多いことを考えると,太陽電池を普及させることはいいことではないだろうか?
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by kunihisaph | 2011-03-27 11:29 | ヘリクツ/疑問/雑学/読書

原発

いくつかのブログなどを見ていると,いま東京で計画停電をしなくてはならないのは,福島原発が止まったからだと考えている人が多いようだ.

もちろん,ある意味では正しいのだが,しかし,じつはあまり話題になっていないけど,東電の火力発電所もいくつも停止している(http://www.tepco.co.jp/cc/press/11032404-j.html).現在停止中の火力発電炉の出力能力の合計は580万kW(もちろん,実際はずっと出力能力いっぱいの供給ができるわけではないが).

ここ数日は計画停電も夕方の1グループだけで済んでいる.季節的にあまり電気を使わない時期であることや,電車が運休したりなど節電をしていることを考慮しても,火力発電所が停止していなかったら電力的な問題はなかったのではないだろうか.つまり,とまったのが福島原発だけだったら計画停電もしなくて済んだのではないだろうか.さらに電車も通常通りに動いていても大丈夫だったのではないだろうか.多少の節電は必要だったかもしれないが.

たとえば,中越沖地震の時は柏崎が止まったと思うが,電力消費の多い夏だったのにもかかわらず結局(電力的には)問題がなかった気がする.節電運動みたいなのはあった気がするが.

ところで,現在,東京に送電されている原子力発電所で動いているのは,柏崎原発だけ.JAPCの東海村原発も止まっている.

で,柏崎原発の出力数(7基のうち現在稼働しているのは4基)は491.2万kW.停止中の火力発電の出力数は先ほども言ったように合計で580万kW.

単純に言えば,柏崎も止まっても,現在停止中の火力発電所がフル稼働すると,約90万kWの余裕が出ることになる(本当にそんな単純に言ってよいのかはわからないが).

ただし,これも先ほど述べたことだが,季節的なことや,節電していること,そしてさらに言うと他の電力会社から200万kW程送電してもらっていることを考えると,90万kWの余裕がある程度では夏の消費電力が高まる時期にはまったく対応できないだろう.

ただ,ブログなどで見た意見もそうだし,このあいだ同僚たちと話していたときも感じたのだが,みんな「危ないことは危ないけど,そうはいっても,もう原子力をなくすことはできないっしょ」的な考えに慣らされすぎてないかなあ,と.

もちろん,上記の問題に加え,火力発電も資源の枯渇や温暖化ガス排出などの問題があるので,いますぐ「原子力発電やめてもいいんじゃね?」とは私も言わないが.

ただ,より積極的に太陽発電(コストパフォーマンスは非常に悪い)などのクリーンエネルギーの導入をしたり,企業や個人の意識を改革すれば,将来的には火力発電を減らしかつ原子力発電もなくすという方向に向かうことは可能なんじゃないか?電力消費が減る=経済が冷え込むという単純な話でもないだろうし.まあ,この辺は専門家でないと(専門家であっても)なかなか正確な議論はできんと思うが.

これを機会にその辺のことも活発に議論がされ始めたらと思う.
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by kunihisaph | 2011-03-24 22:13 | ヘリクツ/疑問/雑学/読書

おすすめ小説

このあいだ友人におすすめの小説を聞かれたのだが,そういうときにいつも答えるのがこれ:

 アントニオ・タブッキ『供述によるとペレイラは…』

アントニオ・タブッキは現代イタリアの作家で,ノーベル文学賞の候補ともなっている.この作品はかれの代表作の一つとされているのだけど,同時に異色作ともいわれる.というのも,かれは本来はもっと幻想的な少し難解ともいえる小説(その系統での代表作は『インド夜想曲』)を書くのだが,これは非常にわかりやすいからだ.

アマゾンの作品解説によると:ファシズムの影が忍びよるポルトガル。リスボンの小新聞社の中年文芸主任が、ひと組の若い男女との出会いによって、思いもかけぬ運命の変転に見舞われる。タブッキの最高傑作といわれる小説。

まあタブッキの最高傑作は『インド夜想曲』という声が一番高い気もするのだが.

http://www.amazon.co.jp/dp/4560071349/
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by kunihisaph | 2011-02-17 17:59 | ヘリクツ/疑問/雑学/読書

八百長と個人情報

『ヤバい経済学』(http://www.amazon.co.jp/dp/4492313788/)で統計を使って相撲で八百長があるということを立証しているらしい.私はまだ読んでないのだけど.アマゾンで注文して届くのを待ち中.

ところで,今回の八百長問題だが,これって野球賭博問題で警察が押収した携帯のメールでばれたということらしいけど,警察は当該の捜査と関係のない個人情報を漏らしていいの?

八百長は一応犯罪じゃないよね.犯罪と関係のない個人のメールの内容を警察がマスコミに漏らしていいのかなあ.それとも別のところから漏れたのか?
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by kunihisaph | 2011-02-06 19:49 | ヘリクツ/疑問/雑学/読書

雑記

JRの高田馬場駅ではなぜか鉄腕アトムのテーマが流れている.そういえば高架の柱にも鉄腕アトムのイラストが描かれている.手塚治虫といえば,宝塚やないの?と思うんだが,何の関係があるのだろう?と思ったら,手塚プロダクションの事務所が高田馬場にある(あった?)とか,アトムは高田馬場で生まれたという設定とかそういうことらしい.

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ディスカバリー・チャンネルだったか,ナショジオだったかで,「バミューダトライアングル」の特集をやっていました.

ご存知の方も多いでしょうけど,「フロリダ半島の先端と、大西洋にあるプエルトリコ、バミューダ諸島を結んだ三角形の海域。昔から船や飛行機、もしくは、その乗務員のみが消えてしまうという伝説があることで有名」(wikiより)な海域のことです.

で,宇宙人説だとか,なんだとかというトンデモ説が紹介された後,じつは悪天候が生じやすい他の海域と比べてバミューダトライアングルでの事故は統計学的に多いわけではない,ただ船舶などの交通量が多いので,絶対量も多くなるだけだという説がほんの数分だけ言及されていました.

いや,それが普通に正解やろと思ったんですが,その後,あたかもそんな説がなかったかのように「まだ解決されていないことが多い・・・」的な締めで番組が終わってしまった(しかもその「まだ解決されていない問題」がなんなのかもわからなかった).

ナショジオやディスカバリーっていい番組もやっているんだけど,結構こういういい加減なつくりの番組も多いんですよね.ディスカバリーで「怪奇現象の研究」(原題は忘れた)という番組があるんですけど,「実際にあった話」という設定で再現ドラマ風のドラマが流れるんですが,結局,何が原因でそういう怪奇現象が起こったのかも,オチもないまま終わってしまうという.

まあ,世界の格闘技を紹介する番組やmythbustersは面白いんですけど.

ちなみにwikiのバミューダトライアングルの項からのコピペ↓

「船や飛行機が突如何の痕跡も残さず消えてしまう」とされ、超常現象を取り扱う書物やテレビ番組の報道によると、100年以上前から100を超える船や飛行機、1000以上の人が消息不明となっているとされている。「魔の三角海域」とも呼ぶ。トライアングルと書かれているが、実際に怪奇現象が起こるのは三角形でなく四角形(トラペジアム)である。「トラペジアム」でなく「トライアングル」とすることを、「三角形の内部に入ると三位一体を犯すので不幸が起こる」とする、キリスト教文化圏に普及している迷信に基づいていると説明することもある。

ただし多くの場合はハリケーンなどの悪天候時に起こったものや操縦ミス、計器の確認ミスであり、船や飛行機などの遭難件数が他の一般的な海域よりも多いという事実はない。この地域はハリケーンや霧の多発地帯として有名であり、ハリケーンに遭遇して遭難したと証明されている案件も多い。また、ある種の特異な事例(完全な晴天時に乗組員のみが消えてしまうなど)のほとんどは事実を誇張、または歪曲したものであることが分かっている(下記関連書参照)。また、(下記関連書籍でも調査の結果指摘されているように)バミューダトライアングルの「伝説」が広く知られるようになるにつれ、大西洋上の異なる地域で起きた事故や遭難もバミューダトライアングルで遭難したかのように語り継がれることが増え、実際にこの地域で起きた事故を遙かに上回る数の遭難が関連づけられることとなった。その結果ますます「伝説」の信憑性を増すという悪循環を引き起こし、実際にはこの地域での事故がそれほど多くは無いにもかかわらず「事故/遭難が多発する地帯である」という誤った認識が広まってしまった。

「事件」について書かれた記事を引用する際に勝手に内容を改変し、単なる遭難事故を「怪事件」に仕立て上げてしまう例もあるという(「トンデモ超常現象99の真相」などを参照)。

一例として、1945年12月5日にアメリカ海軍のアヴェンジャー雷撃機5機が訓練飛行中に消息を絶った事故について、バーミューダ・トライアングルの典型的な飛行機消滅の超常現象として長期にわたり出版、報道されたが、21世紀はじめにアメリカ合衆国の潜水夫が海底で5機全部の残骸を発見したため、消滅ではなく事故であったことが証明された。

(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AB#.E3.83.9E.E3.82.A4.E3.82.AF.E3.83.AD.E3.83.90.E3.83.BC.E3.82.B9.E3.83.88.E8.AA.AC)
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他にもなにかネタがあった気がしたんですけど,度忘れしてしまった.
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by kunihisaph | 2010-08-15 11:18 | ヘリクツ/疑問/雑学/読書