日々考えよう


by kunihisaph
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いつも思うのですが,1年って,はじめのひと月が終わった段階で12分の1が終わるわけでしょ?で,次のひと月がおわると6分の1,さらに次のひと月で4分の1,また次のひと月で3分の1,そしてそこからふた月後には半分が終わるという.

いや,それがどうした?と言われたら困るんですが.まあ単に12が約数の多い数なだけなのですが.

でも,この辺は偶然なのかどうなのか,1年間に月がおおよそ12回満ち欠けをするから1年は12ヶ月なわけですよねえ.1周を360度にするのも,1年がおおよそ360日だからなわけですよねえ.もし,1年がおおよそ400日とか,1年に月が17回満ち欠けするとかでも1年は17ヶ月,1周は400度になったのでしょうか.

というのも, 12や60という数字が西洋東洋で共通によく使われるのは,単に天文学的なこと以外にも,先に言ったような,約数の多さから来る便利さがあるという話も聞いたことがあるもので(たとえば1ダースが12ケなのは天文学とは関係ないですよね.東洋で天文と関係なく12や60という数字が使われている例は思いつきませんが・・・).

地球の自転速度は潮汐による摩擦などの関係で遅くなっていて,実際に大昔(もちろん人類誕生よりも昔)には1年が400日くらいあった時代があったそうですが.

なんか話がぽんぽん飛びますが,月といえば,2月だけなんであんなに日数が少ないんだという疑問をもった人は多いと思います.7月や1月からあまっている日をもらって来いよ,と思いますよね.

さらに,9月以降,英語では,September, October, November, Decemberといいますよね.

さて,突然ですが,「たこ」は英語でなんと言いますか? octopusですよね.このoctoというのは,ラテン語から来ていて八という意味があります(たこは足が八本だからoctopus.pusは「~な足をもつ生物」の意味).

あれ?Octoberって10月じゃん.

実は,古代ローマ時代,太陽暦が定められたころはいまの3月から1年が始まっていたらしいです.すると,10月はちょうど8番目の月になります.で,ほかのSept(7),Nove(9),Dece(10)もつじつまが合う,と.

あ,2月だけ何であんなに日が少ないのか,という話でしたね.さて,7月はJuly,8月はAugustって言いますよね.これは何でこう言うか.

7月はローマ皇帝ユリアヌス(Julius)の誕生月で,8月はアウグストゥス(Augstus)の誕生月だからだそうです.

んで,もともとは,3月から順番に大の月,小の月が並んでたんですね.つまり,3,5,7,9,11,1が大の月でした.2月ははじめは29日だったようです.うるう年には30日になって,ちょうど,31日の月と30日の月がきれいに順番に並びます.

ところが,ユリアヌスの次の皇帝アウグストゥスが「先代皇帝の誕生月は大の月なのに,何でわしの誕生月は小の月やねん」とわがままいって,最後の月の2月から1日とってきて,8月も大の月にしちゃったそうです.

それでそのままだと,7,8,9と大の月が続くので,9月を小の月にして,そこからひとつずつずらして,10,12,1を大の月としたようです.

それだけいろいろ変えるんだったら,1月2月を小の月にして,1月が2月に1日あげればよかったのにね.
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by kunihisaph | 2005-06-30 12:28 | ヘリクツ/疑問/雑学/読書
ダーウィンといえば,適応進化で有名ですね.その環境に適するように生物の形や性質(形質)が進化するという.

しかし,彼のこの理論には困った反例が存在しました.孔雀のオスの尾羽です.あの尾は機能的ではなく,実際,あのせいで,捕食者が近づくのに気づくのが遅れたり,動きにくいため逃げ遅れたりして,殺されるオスは少なくないそうです.

それなのになぜ孔雀の尾羽はあのように進化したのか.適応進化に合致しないこの事例はダーウィンを悩ましました.「私は孔雀を見ると気分が悪くなる」と友人に漏らしたとか.

で,結局,適応進化とは別に「性淘汰による進化」という概念も打ち出しました.あの尾羽はメスにモテるためのものなのです.美しければ美しいほどモテるので,メスにもてるように,あのように複雑で大きな尾羽が進化したというのですね(最近では異論が出ていますが).

しかしなぜ,メスにもてなければならないのか.ダーウィンがその問いに答えを出したのかどうかわかりませんが,いまでは,「メスにモテれば自己の遺伝子を残すのに有利になるから」と答えられているようです.

つまり,そのせいで自分が殺されることがあっても,メスにモテれば,自分の遺伝子はそれだけたくさん広めることができるというわけですね.

ではなぜ,メスはそのようなオスがすきなのか.これは一般的に受け入れられている答えなのかどうか知りませんが,「ハンディキャップ理論」というのがあるそうです.

機能的でない形質を持っている個体と機能的な形質を持っている個体がいたとして,それがどちらも同等に生活している.ということは,もし,そのような機能的でない形質(ハンディキャップ)がなければ,もともとの能力は前者のほうが上なはずだというわけです.

たとえれば,鉛入りの靴をはいた選手と普通の靴を履いた選手が100m走をして同じタイムなら,もし前者が普通の靴を履けば,後者より速いタイムが出せるはずだということです.

それで,もともとの能力が優れているとみなされるオス,つまり生きるのに不利な形質を持っているのに普通に生き抜くことができているオスのほうがモテるということです.

ということは,ですよ.

いま哲学なんていう実生活に何の役にも立たない学問を生業にしてもきちんと日常生活を送れている男子と,ちゃんと大学を出たあと企業に就職して実利的な仕事をしてやはり普通に日常生活を送っている男子がいたとしたら,哲学者のほうがモテるということなんじゃないの?

さあ,女性にもてたい男子諸君は役立たずと罵られつづけている哲学をいますぐやろう!

・・・本気にしないでね.
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by kunihisaph | 2005-06-20 14:26 | ヘリクツ/疑問/雑学/読書
昔「全身に金粉を塗ると窒息死する」という噂が広まっていました.

私が小学生くらいのとき,それを使って人を殺すというミステリー漫画すらあったような気がします.

しかし,全身に金粉を塗っても人は窒息しません.両生類じゃないんだから.哺乳類は皮膚呼吸しないんですよね.

まあ,全身に金粉を塗ってあまりにも長時間いたら,毛穴を防いでいるわけだから,体温調整がうまくいかずに体調を崩すということくらいはあるかもしれませんが.あと,皮膚がかぶれるとか.

もし本当に人間が皮膚呼吸をするなら,長時間水に使っていると呼吸困難に陥るはずですが,そんなことはないですよね.

一応,皮膚を通してのガス交換はありますが,全ガス交換量の1パーセント以下です.

[追加8/9]

NHKの原爆特集で,背中に大きなやけどを負った人に対して,ナレーションで「**さんはやけどのため皮膚呼吸ができない」というようなことをいっていました.これももちろん間違いで,これは単に毛穴が機能しないため体調が悪くなるのでしょう.
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by kunihisaph | 2005-06-14 11:17 | 人体・生命の不思議

流行嫌いと自己主張

流行嫌いだとか,へそ曲がりだとかって,一見,自己主張が強いようでいて,そうじゃないですよね.

「これは流行だからきらい」「みんながやってるからオレは違うことをする」とかそういうのって,何が流行なのか,みんながなにをやっているのか,によって自分の行動を決めているわけなのだから,実は逆に見れば,「流行に流されている」「周りに流されている」とも言えます.

流行っていても,自分もいいと思ったら,それにあわせ,自分がよくないと思ったらあわせない,というのが「自己主張が強い」ということですよね.

まあ,当たり前といえば当たり前のことなんですけど・・・.

ついでに言うと,最近の風潮でなんだか「自己主張が強い」ということがいいことのように思われていますが,これも不思議ですよね.
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by kunihisaph | 2005-06-13 21:41 | ヘリクツ/疑問/雑学/読書

キスって・・・

前から不思議なのですが,「キス」という習慣は東洋にも昔からあったのでしょうか.私はどうも西洋から入ってきた風習のような気がするのですが.

東洋の古い小説や文献にキスシーンが出てきますかね.安土桃山期の文献には「口吸い」というのが出てくるそうですが.

もし,西洋で生まれた風習だとすると,いつから始まったのかですね.聖書の中に,ユダが,捕縛者にだれがイエスかを知らせるために,イエスの手か何かに接吻をしたという記述がありますから,そのころにはあったわけですね.ただ,恋人同士のキスというのもあったのかどうかはわかりませんが.

何学(民俗学?文化人類学)になるのかわかりませんが,こういうのってすでに誰かが研究してそうですよね.

もし先行研究がなければ,調べれば立派な論文になると思うのですが,民俗学か文化人類学専攻の学生さんで卒論や修論のねたが見つかっていない人はやってみればいかがでしょう.
もしやってみたら,あとで結果教えてね.

ただ,唇も性感帯だというので,独立に世界各地で恋人同士がキスをするという習慣が生まれても不思議ではないのかもしれませんが.
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by kunihisaph | 2005-06-09 21:35 | ヘリクツ/疑問/雑学/読書
尾篭な話で申し訳ないですが.

先日,いかすみスパゲティを食べたのですが,今朝出たものが真っ黒でした.うわさによると,バリウムを飲んでからいかすみスパゲティを食べると,白黒が出るらしいですが.

誰か実験して報告してください(証拠写真はいりません).
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by kunihisaph | 2005-06-04 21:30 | ヘリクツ/疑問/雑学/読書
どこにでも,自分の組織の上司や有名人だとか政治家だとかを小ばかにしたがる人っていますよね.

批判をするのは別にかまわないわけですが,なにも小ばかにする必要はないわけです.なのに,なんでこんなことをするかというと,私が思うに,「形式的には向こうのほうが自分より上に見られがち(とその人自身が思っている)だが,本当は自分のほうが偉い」ということをアピールしたいのではないかという気がします.

こういうのって,本来は思春期に見られる傾向です.やたらと教師というのを馬鹿にしたがる.とくに「自分は賢い」とおもっている生徒に多いですね.

しかし,その「自信」は根拠のない自信ですから,形式的に自分より上にあるものを馬鹿にすることで,相対的に自分を上にしようとするのです.

本当にしっかりした根拠のもとに自信を持っているのだったら,なにもそういうことをしてまで自分が上だということをアピールする必要はないわけです.

それが大人になっても治っていないひとたちが,テレビだとかウェブだとかで,そういう発言をします.

実際,彼ら・彼女らが相手を小ばかにするときの根拠はそれほどたいしたことではないことが多い.たとえば,よく吉本隆明が「ルサンチマン」を「ル・サンチマン」だと思っていた,というので馬鹿にされたりするわけですが,別に馬鹿にするほどの間違いでもない.

誰にだって間違いはあるわけです.どんなに偉い人間でも.だから,それを単に指摘すればよいだけのことで,なにも馬鹿にする必要はないわけです.

それをわざわざ馬鹿にするのは,その人たちの自信なさ,精神の未成熟さを露呈しているだけのように思えます.

あと,議論しているときなどは,反論の材料がなくなったときにこういう態度をとる人も多いですけどね.論理で勝てそうにないから,相手を馬鹿にすることによって気分的に勝ったつもりになる人とか.

根本的にはやはりこれも精神が未成熟なわけです.確固とした自信がないから,とにかくどういう形ででも相手に勝ちたいわけですね.

たとえば,ちょっとしたミスをとりあげて相手を嘲笑したりする.

私は「ちょっとしたミス」は重要でないと言っているわけではありません.「ちょっとした」論理的なミスも言葉遣いのミスもやはり正すべきです.

ただそういったミスは誰にでもあるもので,何度も繰り返しますが,それを拡大して「こいつは馬鹿だ」とか「中学生レベルの論理もわからない」とか言うようなことではないと思うのです(実際,そういっている本人がくだらない論理的なミスや言葉遣いのミスをしばしばしていたりしますしね).

しかし,そういった方法が有効な場合がまったくないわけでもありません.

今度は逆に,相手が尊大で,こちらが相手のミスを指摘しているのに,まるでこちらを見下して相手にしようとしない場合などは,相手をこちらに振り向かせるために,挑戦的な態度をとる,ということはあるでしょう.

まあなんにせよ,みんなもっと大人になってほしいものですね.自戒も込めて.いや,ほんと,自戒もこめて.
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by kunihisaph | 2005-06-04 16:55 | ヘリクツ/疑問/雑学/読書

言葉の不思議

前から不思議なのですが,現代日本語の音節は促音や濁音,半濁音を除くと,46音です.そこからさらに「を」と「ん」をぬかすと,44音になりますね.

すると,これらからなる1音節の言葉は44語,2音節なら,44×44で1936語,3音節なら9万7336語,4音節なら,447万7456語になります.

『広辞苑』の収録項目はおよそ23万語だそうですから,4音節使えば,音がまったくかぶることなく,『広辞苑』に収録されている日本語はカバーすることができるわけです.

なのに,現実には一音節の言葉もそれ以上の音節の言葉にも同音異義語が多いですね.まあ,日本語は活用語の終止形の語尾が決まっているので,その辺を考慮に入れなければいけないし,合成語のことも考えなければならないでしょうが,それでもおそらく「空いている」音節の組み合わせが非常に多いと思います.

なぜなのでしょう.

たとえば,「雲」と「蜘蛛」なんて全然意味が違うのですから(しかもどちらも頻出単語),片方は「くめ」とでもすればよさそうなものなのですが(広辞苑によると,「くめ」には,久米という人名地名のほかは,「貢馬」というおそらく一時期にしか使われなかったであろう意味しかない).

「発音しやすい音のつながり方」とかあるのでしょうか.そもそも言葉,たとえば具体的な物を指す名詞は,なぜその発音がそのものを指示するようになったのかは不思議ですね.

広辞苑によると,「うんち」「うんこ」の語源は「う~ん」といういきむ声で,「こ」や「ち」は接尾語だそうです.しかし,おそらく,このように語源がはっきりしている言葉は珍しいのでしょうね.

むかし,吉本隆明が「うみ」は古代人が初めて海を見たときにおどろいて「うっ」といい,そこから「うみ」になったのだといって馬鹿にされたらしいですが(このひとよく馬鹿にされているなあ・・・),たしかにそれはさすがにないでしょうね.それだったらはじめて山を見たときにおどろいて「やっ」といって,「やま」になったのか,っていう話ですしね.

まあ,言葉そのものとそれが指示するもののつながりは,ソシュールが言ったように恣意的な要素が強いのでしょうけど,同音異義語が多いのにはなにか意味がありそうです(本来的に人間が発音しやすいとか).

そう思って,2音節までで,どういう組み合わせに同音異義語が多いのか,使われていない組み合わせ(もしくは何らかの意味があっても「貢馬」のように非常に使用頻度の低そうな組み合わせ)はなにか,ということを調べようと思ったのですが,挫折しました.一応,言語学の雑誌などを見て,先行研究がないか調べましたが,それはないようです.

統計を取って,さらに英語などで同じような研究をしてみて,比較すれば面白いんじゃないですかねえ.だめですか?って誰に聞いてるのかわからんけど.

ちょっと話はずれるのですが,言葉で不思議といえば,「~ない」という否定形としてしか使わない言葉がありますね.「ろくでもない」「だらしがない」「みっともない」「くだらない」など.「ろくでもある」とか「だらしがある」「みっともある」「くだる」とはいわないですよねえ.これも語源は何なのでしょうか.
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by kunihisaph | 2005-06-03 21:26 | ヘリクツ/疑問/雑学/読書