雑記
2013年 09月 24日
・福岡は遺跡がいっぱい。家から歩いてすぐのところにある大塚古墳。写真上は自分で撮ったもの。下はグーグルの衛星写真。
10数分くらい歩くと丸隈古墳というのもあって、これは石室まで見学できる。
・海岸も近い。
・印税って、なんで印"税"というのかと思ったら、印税の支払い方法が、印紙税納付方法と似ているからとか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/印税
・現行犯で、常人逮捕をした際(ここまではOK)、警察を呼ばずに逮捕した犯人を(犯人の意志にかかわりなく)そのまま拘留するのは、逮捕・監禁罪に当たるので、 よくテレビでやっている万引きGメンみたいなのはまずいとかなんとか(犯人が抵抗しても、店の奥に連れて行き、警察を呼ばずにお説教とか)。
・関裕二『古代史—封印された謎』。コンビニで500円で売っているやつ。わりとおもしろかった。どこまで信用していいのかはわからんが。ただ、梅原猛の『法隆寺の謎』について、山背大兄王を暗殺したのに、山背大兄王を祀らずに、聖徳太子を祀っているのっておかしくね?というのはなるほどと思った。
・大川玲子『イスラーム化する社会』。タイトルから想像されるのとは違って、コーラン解釈入門みたいな感じだった。フェミニズム解釈というのがあって、じつはコーランでは女性蔑視はしていない、というのが面白かった。
・中島義道『非社交的社交性』。意外と真っ当なことを言っていておかしかった。ていうか、意外と礼儀とかに厳しいのね。これを読むかぎり、それほど変人でもないような。
・諏訪哲二『いじめ論の大罪 』。まあ、言いにくいことを書いているところは評価できる。
・ダン・アリエリー『予想どおりに不合理』。おもしろい。経済学というのは通常、人間が合理的に行動するという予測のもとに理論を立てるが、じつは人間というのは不合理な行動をする。ただ、その不合理な行動はランダムではなく、予想できるものだということを、巧妙な実験で示す。まあ、実験でちゃんと示した、というのが価値があって、人間がこういう行動をするということに関しては、わりと多くの人が経験的に知っていることばかりだと思う。
・青木薫『宇宙はなぜこのような宇宙なのか』。青木薫さんって女性だったんだ。人間原理をテーマにした宇宙論の解説書。アインシュタインの宇宙項に関する逸話について、宇宙項はもとのアインシュタイン方程式からあったとか。
・高野史緒『カラマーゾフの妹』。う〜ん、これは・・・。『カラマーゾフの兄弟』の続編という体の推理小説。よくしられているように、ドストエフスキーはカラマーゾフの続編を、本編の13年後という設定で書こうとしていて、そのときに、アリョーシャが皇帝暗殺を企む、というプロットだった。で、本作でもそれを生かしてはいるのだけど、結局アリョーシャにほとんど焦点が当たっていないうえに、なんかキャラも変わっちゃっているし、イワンも、原作のような魅力的がなくなっている。まあ、原作をよく読み込んで、原作の「隙」を突いて、あらたな真犯人をつくりあげた手腕はみごと。あと「妹」あんまり関係ないし。
10数分くらい歩くと丸隈古墳というのもあって、これは石室まで見学できる。
・海岸も近い。
・印税って、なんで印"税"というのかと思ったら、印税の支払い方法が、印紙税納付方法と似ているからとか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/印税
・現行犯で、常人逮捕をした際(ここまではOK)、警察を呼ばずに逮捕した犯人を(犯人の意志にかかわりなく)そのまま拘留するのは、逮捕・監禁罪に当たるので、 よくテレビでやっている万引きGメンみたいなのはまずいとかなんとか(犯人が抵抗しても、店の奥に連れて行き、警察を呼ばずにお説教とか)。
・関裕二『古代史—封印された謎』。コンビニで500円で売っているやつ。わりとおもしろかった。どこまで信用していいのかはわからんが。ただ、梅原猛の『法隆寺の謎』について、山背大兄王を暗殺したのに、山背大兄王を祀らずに、聖徳太子を祀っているのっておかしくね?というのはなるほどと思った。
・大川玲子『イスラーム化する社会』。タイトルから想像されるのとは違って、コーラン解釈入門みたいな感じだった。フェミニズム解釈というのがあって、じつはコーランでは女性蔑視はしていない、というのが面白かった。
・中島義道『非社交的社交性』。意外と真っ当なことを言っていておかしかった。ていうか、意外と礼儀とかに厳しいのね。これを読むかぎり、それほど変人でもないような。
・諏訪哲二『いじめ論の大罪 』。まあ、言いにくいことを書いているところは評価できる。
・ダン・アリエリー『予想どおりに不合理』。おもしろい。経済学というのは通常、人間が合理的に行動するという予測のもとに理論を立てるが、じつは人間というのは不合理な行動をする。ただ、その不合理な行動はランダムではなく、予想できるものだということを、巧妙な実験で示す。まあ、実験でちゃんと示した、というのが価値があって、人間がこういう行動をするということに関しては、わりと多くの人が経験的に知っていることばかりだと思う。
・青木薫『宇宙はなぜこのような宇宙なのか』。青木薫さんって女性だったんだ。人間原理をテーマにした宇宙論の解説書。アインシュタインの宇宙項に関する逸話について、宇宙項はもとのアインシュタイン方程式からあったとか。
・高野史緒『カラマーゾフの妹』。う〜ん、これは・・・。『カラマーゾフの兄弟』の続編という体の推理小説。よくしられているように、ドストエフスキーはカラマーゾフの続編を、本編の13年後という設定で書こうとしていて、そのときに、アリョーシャが皇帝暗殺を企む、というプロットだった。で、本作でもそれを生かしてはいるのだけど、結局アリョーシャにほとんど焦点が当たっていないうえに、なんかキャラも変わっちゃっているし、イワンも、原作のような魅力的がなくなっている。まあ、原作をよく読み込んで、原作の「隙」を突いて、あらたな真犯人をつくりあげた手腕はみごと。あと「妹」あんまり関係ないし。
by kunihisaph
| 2013-09-24 11:11
| ヘリクツ/疑問/雑学/読書